住まいとは何か

住まいとは、家族が幸福に生活するための器です。

それは豪華さや大きさではないことは確かです。

まわりを見渡すと、いろいろな住宅メーカーが我社が一番とばかりPRしています。

住宅についての情報が氾濫していますから、お客様は何を信じてよいかわからない

のが実情ではないでしょうか。

でも人にはそれぞれの個性があり、生活レベルがあります。

自分に合った住宅を選んではいかがでしょうか。

物価上昇

最近の物価上昇は、総務省発表では2020年から2021年度の前年比は0.2%となっています。

私達の業界では昨年から今年度にかけて、明らかに10%~20%は上昇していますす。各メーカーからの値上げ予告通達が事実となっています。

これでは家を建てる計画をされている方の半分は、建てられなくなってしまうのではないかと大変不安です。

物の価格の中身は材料費と人件費と利益だと考えますが、人件費や利益はあまり変わっていないわけですから、後は材料費が問題ということです。

いくらコロナ禍だからと言って、材料費だけで10%~20%も上がるのでしょうか。

明らかに便乗値上げのような気がしますが、これはどうすることもできません。

先を見ても価格は下がることはないので、何かを考えなくてはなりません。

 

対策としては…

①建物や土地の面積を縮小する

②30年住宅ローンを40年住宅ローンにする

③土地を安い場所に都会から田舎暮らし

④建築のスタート時期を早める

 

考えられることはいろいろあると思いますが、やれることは早期にやるべきです。

新発売❣ プライス27

ウッドショックにより、建築資材の値上がりが続いています。

そんな中で、坪数が小さくても使いやすい、購入しやすい間取りを考えてみました。

『プライス27』です。販売価格は2,100万円で、この他にもプランは多数揃えております。

興味のある方は、お問い合わせください。

 

住宅の保証

今、住宅の保証については、10年の保証は法律で義務付けられています。

しかし、今の住宅で10年で壊れる家はよほどの手抜き工事でない限り、ありえないと思います。

最近の新築なら30年は持つことでしょう。

ある大手ハウスメーカーでは60年間の保証をしていますが、これはすごいと思うことでしょう。

しかし、それにはウラがあります。メンテをやらなくてはならなくなった時、他社では修理をすることができないということです。

つまり、高くても60年間はそのメーカーに束縛されるということになります。

メーカーにとっては大変都合の良いことになります。

失敗しない家づくりは、何にでもメリット・デメリットがありますが、その辺も考えてハウスメーカー選びはするべきです。

「しつけ」のできる「住まい」

①日本では子供ができると子供中心の家族になり、妻としてよりも母親としての存在が優先され、

夫婦関係が薄れていくのが一般的で、夫婦の領域、子供の領域、家族の領域との空間の分け方があいまいになり、親子関係が中心になってしまいます。

 

②快適空間や設備は、家族全員が集まるダイニング、リビングに充実させ、個室はできるだけ節約しましょう。

子供部屋に贅沢な冷暖房設備はぎりぎりまで我慢させましょう。便利は人を堕落させます。不便は知恵を絞り、工夫する力をつくります。

労働の尊さを知らせるようにしましょう。このように家族全員で、家庭生活をする上で、それぞれの役割と、立場を尊重できるシステムをつくることで、

親子の絆が深まり、親子の断絶を防ぎたいものです。

住まいづくりは、それぞれ家族がただ通過するだけではなく、立ち止まり、集まる仕掛けを作る、ここが肝心なところで、家族と言う最小ミニ社会での

生活のありようが、社会に出てからの協調、尊重、共生の基本人格を培うことになります。

子供部屋は、窮屈なくらいの広さにし、くつろぎはリビングでさせるようにしましょう。

 

③間取りを考える時、子供部屋はほとんどの親が日当たりの良い南側につくってあげたいという。

親心として当然だと思う、しかし、それが本当に子供のためになるでしょうか。

子供は日中、さんさんと太陽を浴び健康に走りまわってきます。

家に帰っても日当たりの良い所では勉強に集中できません。

子供部屋は北側の方が、勉強に集中できるそうです。

大切なのは、子供が安心して過ごせる「自分の居場所」をつくってあげることが大切です。単に子供部屋をつくれば良いということではない。

勉強できる子供は個室で勉強するより、リビングで勉強した方が成績が上がるというデーターモも出ています。

 

④親は、子供が幸せな人生を生きていけるよう、立派な大人になってほしいと願います。そして、子供の将来のために、あれこれ考えますが、

最も大切な家庭環境においては無関心な方が多いようです。

それは、家庭(住まい)環境が、子供の人生、子供の将来を左右する重要なものであることをご存知ないからかもしれません。

親は子供の将来を決めることはできませんが、良い運命基盤となる家庭環境をつくるこができます。

なにげなく過ごしている日々の家庭生活が、家族の将来の原因づくりとなることを心に刻みましょう。

家族のコミュニケーションが取れる間取り

家の中で家族が最も集まる場所はリビングです。

これを一番条件良い場所にリビングを配置すると、家族が自然に集まってきます。

日当たりの良い場所、眺めの良い場所にリビングを配置すれば、ポカポカと温かい空間になり家族が自然に集まり、

コミュニケーションが生まれます。

また、リビング階段にすると、家族が直接部屋に入るのではなく、リビングを通って部屋に行くので、「ただいま」

とか「行ってらっしゃい」「お帰り」も言え、家族の会話が増えます。

LDKはキッチンに立った時、全体が見えるようにプランをすると、テレビを見ながら家族とコミュニケーションを増やすことができます。

失敗しない家づくりは、間取を工夫することによって、家の中のコミュニケーションは増えることになります。

 

住宅のプラン

今は家をつくる時、ネットを見ればプランはいろいろ見ることができます。

3LDKや2階建て、平屋といろいろあります。

ただ、いざ家を建てたいと考えた時、何を優先したいか、自分がどんな暮らしをしたいのか以外とわからないものです。

そこで住宅展示場に行き、今何が流行しているのか、ほとんどの人が見に行きます。そこが失敗の始まりで、自分にとって

何が必要かわからないうち、営業マンに進められ、「何々キャンペン中だからお得ですよ」と攻められ、契約をしてしまう。

家は一生で一番高い買い物です。もっと計画的に考え、ネットや本を購入して、自分達の家族にとって何が必要で何がいらないか、

予算はいくら位まで出せるのか、自分達にはいくら住宅ローンを借りることができるかを勉強してから、展示場や見学会に参加した方が良いと思います。

そこで、このプランなら御社ではいくらでできますかと聞けば、各メーカーの比較はわかりやすいのです。

失敗しない家づくりとは、最初に自分達の住みたい家のプランを描くことが大切です。

 

住宅の価格

物には、どんな物にも価格がついています。

住宅にも価格がついていて、坪60万円とか坪70万円とか言われています。

その中身についてはよくわからないものです。

それだけ部材の種類が多く、素人にはわかりにくいものです。

一方で身近な車ですと、1,000CCと2,000CCでは普通車と高級車等と誰もがわかりやすいものです。

各メーカーを比較しても、同じCCのもので同じ性能ならほとんどの価格が同じです。

あとは好みでメーカーを決めることができます。

しかし、住宅はそうはいきません。

使用する部材によって価格がまちまちだからです。

サッシ一つにしても、アルミサッシや樹脂サッシ、木製等、ガラスにしてもペアガラスやトリプルガラスと性能がかなり違ってきます。

だから、価格がわかりにくいのです。因みに有名ブランドの三井ホームや住友林業はかなり良い部材を使っています。

だから、住宅の価格も高いのです。

失敗しない家づくりとは、住宅の価格が安ければ良いというものではない。

ウッドショック

令和3年度、一戸建ての全国平均面積は100.8㎡(30.5坪)だそうです。

福島県は112.65㎡(34.07坪)です。

住宅が34坪で坪当たり75万円ですと2,550万円、それに土地60坪×15万円=900万円

プラス諸経費270万円プラス消費税255万円、合計3,975万円になります。

約4,000万円ですから、一年前と比較すると340万円位は上がっています。

新築住宅を建てる方にとっては負担が大変です。

ウッドショックが終わって落ち着いてから建てようとしても、価格が下がる様子がない訳ですからこれまた大変なことです。

値上がりの原因がコロナと言われておりますが、そもそも日本は『物』と、『人』が不足がして、外国に頼ってばかりいるので、

このような結果になってしまうのです。物流のガソリンも上がっていて、価格が下がる見通しはどこにもありません。

先の見通しができない訳ですから、どうしてもマイホームをという方は計画を縮小して、家や土地の広さを最低限に

抑えることが賢明ではないかと思います。

あなたの最適なマイホーム購入時は

いつの時代も時間は止まらないで動き続けています。

経済も人間が生きている限り止まることはありません。

オリンピックが来れば景気が良くなるとか言われますが、実際は変わりませんでした。

因みに、私が知る限りではここ30年間は一度も家の価格は下がっておりません。

つまり、マイホームはあなたが思った時が購入時ということなのです。