お見舞金

宅建協会から東日本大震災のお見舞金が、須賀川ブロック36件分入金されました。

郡山支部から須賀川ブロック長の事務所まで受け取りに来ていただくよう会員に連絡しても、こんな状況なので誰も受け取りには来ません。

そこで近間は出来るだけ手渡ししようと思い、会員の事務所をまわりました。

何度行っても留守のところが多く、アパートの処理などで大変忙しいようです。

でも、何とか半分位は渡すことが出来ました。

今回はどこの会社も大変なようです。

本当に、「頑張れ 福島」です。

アパート

今回の地震で須賀川にアパートがない。

これまで空家が多かったように思われますが、古いアパートが危険な状態になり、引越しせざる負えないということで、アパートが不足しています。

宅建協会でも、5,000件の貸家、アパートを県から受けていますが、2,000件しか集まりません。

それは須賀川も郡山も被害地であり、ほとんど空家がない状態だからなのです。

被害者のために少しでも多くのアパートを提供してあげたいのですが、残念なことです。

国が定める瑕疵保証は10年であります。これは構造躯体が10年以内に問題が発生した場合、施工業者はこれを保証しなければならないということです。

ただし、今回の地震等による天災は別と定めてあります。

これは手抜き工事や欠陥工事に対する対策であり、どんなに安いローコスト住宅でも建築基準法をクリアした住宅は10年くらいで壊れることは無い。

一般の工務店にとっては全然問題にならない法律なのです。

でも最近のチラシを見ると「10年の瑕疵保証付きだから安心」とPRしているメーカーがある。

これはローコストメーカーに多いようですが、長いローンを組んで10年くらいで壊れることはあり得ない。

今回のM―9でも壊れない家はたくさんあります。これはいろんな問題が関係していると思われますが、まず、第一は地盤です。

やわらかい地盤でも基礎補強した家は、全然問題ありませんでした。

次は間取りです。東西南北のバランスです。

どうしても日本では、南の開口部を大きくとるのでバランスが狂ってしまう傾向にあります。

次は屋根の問題ですが、重い瓦は大分やられましたが、農家のしっかりした家は何ともないようです。つまり、重さに耐えられるしっかりとした構造の家は安全でした。

家が壊れるということは命にかかわる問題ですので、今回の地震を教訓に予算のかけられる人は5寸以上の柱や梁、重さのある瓦でもきちんとした施工をすれば大丈夫なのです。

そうでない人は出来るだけ間取りもシンプルに、屋根も軽いものでつくるべきです。

家は50年くらいは持たなければならないと思います。

ですから30年後がどうなっているかが問題なのです。

しっかりしたメンテをすれば家は安全で長持ちするでしょう。

避難所

昨日は、富岡のお客様のことが心配で電話をしたところ、なんと・・・すぐ近くの郡山のビッグパレットに非難していることがわかりました。

早速スーパーが開くのを待って物資を買い、会いに行って来ました。

何日間の非難生活は大変なようです。

問題は、これがいつまで続くのかがわからないので不安だとおっしゃっていました。

厳しい現実を目の当たりにし、グッと来るものがありました。

普通の生活ができる我々は幸福者です。

もっともっといろんな意味で頑張らなくてはならないと思いました。

地震

今回の地震で、お客様宅をまわっていますと、隣近所の方より被害が少なく 「アドバンスホームに頼んで良かった」 との声を多く聞かれました。

また、被害状況のメールなどもたくさん届き、「アドバンスホームを選んで正解でした」 とのお褒めの言葉もいただきました。

これを聞いて私たちは、昔から 「地震に強い家」 を推奨してきたことは間違いではなかった、とつくづく感じております。

これからもこの地震の経験を基に、もっと 『地震に強い家』 をつくることを研究していきたいと考えております。

地震

今度の地震で街をまわって見ると、思っていた以上の被害でビックリします。須賀川の旧市内は特にひどいです。

中央商店街には、危険を知らせる 赤紙 が至る所に貼ってあります。

これは初めて見る光景です。

1981年以前の基準法で建てた家がほとんどと思われますが、中には改築したばかりの家にも 赤紙 が貼られている所もありました。

これらは地震の強さが想像以上のものであると思われますが、被害者にとっては帰る家がないわけですから大変なことだと思います。

幸い、私共のお客様では被害の情報がほとんど少なかったようで、安心しております。

しかし、まだライフラインが正常化しておらず、今後も不自由な生活をしていかなければなりません。

でもこういう時だからこそ、私達に出来ることは少しでも応援していくように頑張らなくてはならないと思っております。

地震

今回の地震で一番多いのは、内装の壁のクラックです。

下地材の継ぎ目のところにどうしてもひび割れが来てしまいます。

普通の地震ではほとんどひび割れることはないのですが、今回はかなりの地震だったからだと思います。

それにしても、地盤のしっかりしたところで、施工のしっかりした家は、こんな大きな地震なのになんともないのはどうしたことか?

これは、同じ家が2軒並んでいて、隣はしっかりしているのにもう片方はバラバラでどうしたのでしょうか?

同じ在来工法のようですが、きっと基礎や構造材が違うのでしょう。

最近の人はデザインや価格ばかり気にして構造を気にする人はほとんどいません。

長持ちする住宅は結局安い家になり、安心も出来ると思います。

家は、ユニクロ のようにはいかないですね!

地震

今回の地震には、本当にビックリしました。

マグニチュード8.8は、60年生まれてきて初めての経験です。

仕事がら街を見てまいりましたが、何でもない家と、家が全壊した所はどこが違うのか考えてみました。

ひとつは地盤だと思います。

地盤の弱い所は、どんなにりっぱな家でも壊れています。

地盤の強い所は、逆に100年たった家でも屋根の瓦も壁もしっかりしているようです。

やはり昔の家は、骨組みが太くしっかりしているので、最近のクギや金物重視の家とは違うようです。

こういう時に、ローコストとの違いがハッキリ出るようです。

昨日までの寒さが、今日はうそのように暖かい一日でした。

庭のモモの木の花も咲き始めました。

我が家の愛犬 モモちゃん も春が来て、とってもうれしそうです♪♪

今日は、雨田の現場の上棟でした。

二重通気のWB工法

今人気の通気工法、有名な設計士さんたちは長持ちする住宅には、通気工法がどうしても重要と言っています。

湿気の多い日本では重要な役割を果たすのでしょう。

外側通気工法は最近になってどこの工務店やメーカーでも取り入れるようになりました。

内側の通気もやる、二重通気工法もいろいろ出て来ました。

OMソーラー・パッシブソーラー・エアサイクル・ハイブリットソーラーハウス・ソーラーハウスなどが出ています。

壁の中に空気の流れをつくり、建物を長持ちさせるという考えはほとんど同じですが、違いは機械換気設備を使って

空気を入れ替えるということです。

私共のWB工法は、電気もガスもいらない自然のエネルギーの力で空気を入れ替えるのです。

この違いは大きいです。

ダクトの汚れの問題もあります。WB工法は壁が呼吸しますから、ダクトはありません。

まさに今の時代にあった省エネルギー工法なのです。