家づくりの考え方
ある住宅雑誌の、家を決めた理由のアンケート調査結果を見ました。
第1位が「営業マンの対応が良かったから」でした。
本当でしょうか?
営業マンは商売だから、対応を良くするのは当たり前のこと?
誰がどんな方法で調査をしたのかわかりませんが、キレイごとがいっぱい並んでいました。
私はお客様が家を選ぶ基準はいろいろだと思います。
家族の事情や予算とか、好みなど・・・いろいろだと思います。
だから、家を決めるのに順番はないと思います。
ただし、共通することはあります。
それは、「安くて良い物を選びたい」という気持ちです。
ここで度が過ぎると、キャンペーンなどにひっかかり、『家づくりの本当』が見えなくなり、悪い営業マンにだまされてしまうのです。
家づくりは営業マンの対応ではなく、『自分自身の家づくりに対する考え方』をしっかり決めてからメーカーや工務店をさがすことだと思います。
はやり物
町を車で走ると、以外と目に付くのが屋根のサビです。
20年前頃は瓦に変わるコロニアルが出てきて、軽くて丈夫で洋風にピッタリとかでだいぶ人気があり、屋根の80%位がコロニアルになるような勢いでした。
あんなに売れたのに、今は使うお客様はほとんどおりません。
なぜなのでしょうか。簡単です。良くないことがわかったからです。
でも、ほとんどのお客様がメーカーや工務店の言うことをうのみにして使用したのです。
10年後のメンテは大変な結果です。
ちょっと安いからと飛びつくと、かえって高いものになってしまう。
昔の人はうまいことを言ったものです。
はやり物に良いもの無しとか?