最近の振興住宅にみられるハウスメーカーがこぞってつくっているのは、高気密、高断熱住宅、建物の形状は外気に接する面積を出来る限り小さくし、低コストが形になったような総2階で、立体的に近い箱型形状がほとんどです。
軒の出は45cm~60cm、どの建物でも大体このくらいです。
昔のような90cm以上の軒の出はほとんど見る事がありません。
極端に短い軒の出では、雨や日差しから外壁を守れません。
軒や庇は木造建物、家の近所にある神社、寺院等にもみられるように、
雨の多い日本の風土の中で、雨などから建物を守るため、重要な役割を
担っていることを再認識するべきです。