失敗しない家づくり
2.外壁について
屋根はガルバニウム鋼板、外壁はサイディングだと軽いのですが、瓦屋根とタイルや
漆喰の外壁では重いので、地震には弱くなります。
さて、どちらを選ぶかが問題ですが、大手メーカーではほとんどがメンテナンスフリ
ーの屋根材やタイルの外壁になっています。
つまり大手メーカーは、それらの重さに耐えられる構造になっているので、安心で、
メンテナンスがあまりかからない方を選んでいるということです。
勿論お金の問題もありますが、皆さんはどちらを選びますか。
外壁材は、一般的に最近はほとんどがサイディング外壁です。
色やデザインの種類が多く、窯業系サイディングがシェアの70%位をしめていると思
われます。ただし、10年後、20年後とメンテナンスが必要になります。
その費用は足場代と塗装代で100万円位はかかります。
そこで、メンテナンス費用がかからない長持ちする外壁材は、と探しますと、漆喰壁
やタイル張りになります。ただし、デメリットは価格がサイディングの倍近くになっ
てしまうことです。
初期投資でなかなかそこまで出せるお客様は少ないのが現実です。
メンテナンス費用のことを考えると、漆喰やタイル外壁がお勧めです。
漆喰外壁のモルタル下地を塗る時に大事なのが、グラスファイバーネットです。
これを建物外壁の全体に張ることによって外壁のクラックや剥離を抑制し、いつまで
も美観を守り続けます。
グラスファイバーネットは、高い引張弾性を有する耐アルカリ性ガラス繊維ネットが
乾燥収縮によるモルタルに生ずる引張力を負担し、ひび割れを抑制します。
この富士川建材株式会社のノンクラック工法は、モルタル業界の優れものです。
外壁の漆喰ではこのグラスファイバーネットが重要な役目を果たしています。
当社ではこれが標準仕様となっております。
上品に仕上がっています…