失敗しない家づくり
3.内装壁について
内装壁にはほとんどのメーカーや工務店ではビニールクロスを張っています。
いろいろなデザインや価格が安いというのがメリットだからです。
一方エコハウスを売りにしている工務店では、脱ビニールクロスを宣言して
漆喰等の塗り壁を推奨しております。
また、アメリカやドイツ等の先進国では第2のアスベストということで、ビ
ニールクロスは使用を禁止しております。
ビニールクロスは水分を通さないためカビを発生させ、人体に悪い影響を与
え様々な病気、蓄膿症やシックハウス等を誘発させる原因となっているようです。
当社では、内装壁に塗り壁の漆喰を塗っています。
漆喰のデメリットは施工費が高いということと、職人の手間と時間を要し、
工期が長くなります。
メリットは多くありますが、漆喰の一番のメリットは調湿効果があることです。
よく『呼吸する壁』と言われます。
これは湿度の高い状態だと余分な水分を吸い取り、逆に湿度が低くなると水分
を放出するという機能を持っています。
漆喰は、『消石灰』が原料ですから、強アルカリ性です。
カビの発生を抑え、嫌な臭いの成分である有機物質を分解します。
価格は多少高くなりますが、住む人の健康を考えると漆喰が一番良いと考えます。
とってもきれいに仕上がりました…