床下
私の実家は、築 約100年経っていて 現在も住んでいます。
昔の家の床下は高く、よく床下で かくれんぼ などして遊んだものでした。
神社やお寺の基礎の高さは90~100cmあります。昔の民家でも60~70cmはあったので、床下で遊ぶことが出来たのです。だから、風の通りも良く家は長持ちしました。
今の家の基礎は、ほとんどが42cm位で、体の大きい人では床下にもぐってメンテをするのもやっとです。
風の流れは良いはずがありません。ローコスト住宅は、いろんなところに影響を及ぼしているのです。
100年持つ長寿命住宅は、基礎の高さが重要なのです。
私は、人がやらなくなった塗り壁や小屋裏利用、高い基礎など、昔に戻ることが良質住宅の基本だと考えております。