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もし、私が家を建てるとしたら、こんなことにこだわりたいと思います。

まず、一番は屋根です。

屋根は粘土瓦です。コロニアルやガルバニウムは、夏暑いし10年に1回はメンテの塗装が必要なので使いたくありません。

たとえ、重いと言われる瓦であっても、それに耐えられるしっかりとした構造にすれば問題はありません。

街中を見ると、真っ赤になった屋根をよく見かけます。メンテのかからない瓦は何よりもうれしいです。

2番目は外壁にこだわります。

外壁はなんと言っても塗り壁です。

サイディングは紫外線による劣化が激しく、10年に1回はコーキングと塗装が必要です。足場代を含めると100万円位はかかってしまいます。

ローンの他にかかるのですから大変です。

やはり、外壁もメンテの少ない塗り壁なら安心です。

家を美しく保つには、メンテ費用が必ず必要なのです。この費用に予算をかけられない人はどんな立派な家を建てても、家は長持ちしません。エコとは言えないのです。

3番目のこだわりは基礎です。基礎高と基礎幅は大きい方が安心です。

風の流れや点検のことを考えると、基礎高は高い方が良い。

風通しが良いと、腐朽菌やシロアリにもやられることはない。

土台が常に乾いていると家は長持ちし、地震にも安心です。

4番目のこだわりはWB工法です。

WB工法は家の長持ちと人の健康のためにどうしても必要です。

これは換気システムの変わりですから、法律で義務付けられていますので、はずすことは出来ません。

WB工法は部屋の空気を交換するだけでなく、建物の壁の中も空気が通りますから、構造体を長持ちさせてくれます。

だから、柱や土台が腐ることがないので、何年経っても地震に対して安心なのです。

屋根も空気が流れるように設計されています。

これは夏の暑い日差しをやわらげる役目をしております。

自然の上昇気流で、床下の冷たい空気も取り入れるように設計されています。

だから、涼しいのです。

5番目のこだわりは無垢材です。

健康住宅には出来るだけ新建材を使用せず、無垢材を利用するべきです。

新建材はメーカーでは安全と言っていますが、安全ではありません。

シックハウス病はまだまだ増えております。

国会議員の議員室でさえも、ニュースでご覧いただいたとおりです。

無垢の床材は、足ざわりも暖かく、素足生活は健康にも良い。

無垢材は新建材と違って、手入れ次第では何年も長持ちします。

最後のこだわりはデザインです。

家は100年長持ちします。家は、若い時に建てる人が多いようですが、誰もが年をとっていくわけですから、長い目で見たデザインにするべきです。

格好の良い家は飽きが来ます。

昔の古民家のようにシンプルな家が一番です。

なぜなら、台風や地震、雨を考えると、シンプルが一番メンテがかからないからです。

山や谷、出っ張りや引っ込みの多い家はメンテが大変です。

さらに特殊な部材を使うと、何年か後にはそのメーカーでは生産中止ということが良くあります。

やはり、デザインは昔からシンプルが一番です。

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