日本の家は安すぎる
「日本の家は高すぎる」と、どこかのメーカーが言ってますが、どこが高いのか。
オプションだらけの家で見せかけだけの本体工事を安くして売っている。
本体工事の中に家に必要な照明器具や仮設工事が別途工事になっている。
それでもローコスト住宅は売れているので不思議で仕方がない。
今は物ではなく、宣伝や営業力によって売れるようです。
このままいったら、日本の建築文化まで崩れてしまいます。
なぜなら、ほとんどのローコスト住宅は、職人の手間代を削っての価格であるからです。
これでは、今の50代の職人さんがいなくなったら、後を継ぐ息子さんたちは誰も継ぎま
せん。
毎日お父さんは、苦しいとか儲からないとか言っているからです。
いつからこんなになってしまったのか。
あまりにも雑貨や洋服のように考え、安さを求めるがために建築業界もそうなってしまっ
たのか。
住宅だけはそうであってはならないと思います。
まるで詐欺みたいな売り方は、国も規制すべきです。