炭の効能
炭は、昔から私達の生活に切り離せないものです。
炭の住宅での利用方法は、置炭、敷炭、埋炭といろいろありますが、一般的には置炭や敷炭には黒炭を、埋炭には白炭が使われております。
その違いは、焼く温度の違いで黒炭は400℃~600℃で、白炭は1200℃以上で焼かれます。
そして、黒炭は酸性で白炭はアルカリ性です。
ですから、埋炭には昔から1200℃以上で焼かれた白炭が使われているので、腐らないのです。
黒炭は酸性なので腐るし、シロアリにも強くないのです。
主な効果は、敷炭には調湿効果や、遠赤外線効果で生活を快適にします。
埋炭では、磁場の良くない環境を良くし、マイナスイオン効果で、人と住まいを元気にします。
マイナスイオン優位環境になると、自律神経異常の改善、新陳代謝の活性化、血液の浄化、抵抗力の増進などの効果をもたらせます。
マイナスイオンは今から100年も前から研究されてきたものです。
誰でもが思い出すのが、森林浴と滝の周辺での気持ちよさです。
これが、マイナスイオンのパワーです。
だから少しの炭でなく、1トンの炭が必要なのです。