家づくり
家というものは、人の手でつくりあげていくものである。
いかに良い材料が持ち込まれ、システムがしっかりしていても、組み上げる職人の気質、考え方によって完成時のティストが若干違ってきます。
家づくりではここが重要なところと考えております。
設計通りに施工するのは基本中の基本ですが、そこにプラスαの何かが欲しいのです。
それはやはり人の手でつくるため、職人さんのやる気、気質、団結力、仕事に対する熱意が必要なのです。
あまりにも無理な価格や無茶な要求は、やる気というものをそがれる原因にもなりかねません。
だから、適正な価格での施工が出来る仕組みが必要なのです。
例えば、今回の地震でよく見てみると、同じような築年数の家でも屋根瓦がバラバラになっている家と、その隣でもしっかりしている家もあります。
これは明らかにこの地区の地盤が弱いからとはいいきれない。
やはり施工の技術の差なのです。
つまり、職人さんの心のこもった施工が必要なのです。
今回の地震でこの差はいろんな現場にもあらわれているようです。
家づくりはしっかりとした技術と、心のこもった施工が必要なのです。