無垢の木で長持ちする家を
最近やたらと200年住宅が話題になってきました。
地球温暖化のために国も何とかしなくてはならないのでしょうか。
これは元福田総理の提案のようですが、大手メーカーのための制度のような内容です。
ミサワホームのハビタは200年住宅で、すでに120社の全国の工務店が加盟したようです。先を見ての考えからだと思います。
鉄骨住宅のせキスイもツーユーもダイワハウスも木造住宅に力を注いでいるようです。昨日まで鉄は木よりも強いと言ってきた彼らが、今度は木は鉄よりも丈夫だと言っています。
どちらが本当なのでしょうか?
宣伝の力はすごいものです。
200年住宅は環境にはよいのですが、集成材の家が本当に200年持つのでしょうか。
基礎コンクリートは200年は持たないので、ものすごいメンテナンス費用がかかると考えられます。
ヨーロッパのように自然素材の太い無垢材や石でつくった家なら理解できますが、湿気が多い日本で集成材で200年は無理だと思います。
ちなみにイギリスの平均耐用年数は141年、アメリカでは103年、日本は26年です。
つまり本物なら持つのです。
ニセモノでつくる日本の家は30年と持たないのです。
太い無垢の柱に太い無垢の梁、しっかりした基礎そして風の通る設計と湿気を外に出す二重通気のWB工法なら持つでしょう。
しっかりと勉強をして本物を見つけましょう。