生活環境
人間の健康は、生活環境に大きく左右されます。
住まいは生活環境の中心であり、「衣・食・住」全てに影響を及ぼします。
健康に生きていくためには、気候風土や近隣の状況にうまく対応した家をつくることが必要です。
湿度は季節や地域によって大きく異なります。
そしてこの湿度の違いは、国民性や建築様式など私たちの健康を支える生活環境に大きな影響を与えています。
湿度が高すぎても、細菌が増えたり家が腐朽する原因になり、湿度が低すぎても風邪が流行したりするので適切な湿度管理が必要です
家とは、人間にとって単なる建築物ではなく家族を守る住処であり、そこで生活する人々の生き様を描き出す「場」であるといえます。
そのため、住まいの環境はそこで暮らす家族の精神衛生に大きく影響を及ぼします。
家族が明るく自由に対話できるよう設計を工夫することで、家族の絆と健康を保つことができるのです。